よむねるたべる

三度の飯と本が好き

きれいでオトナな字を書きたい

 先週、長野県安曇野に行ってきた。はじめて行ったけど、おいしいものもきれいな景色も美術館も揃った、魅力にあふれたすてきな場所だった。一泊二日じゃ行きたいところに行ききれなかった…またすぐにでも行きたくなってしまう。例のごとくいろいろ食べたけど、その話についてはまたこんど。

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  ずっとずーっと気になっていて、前から欲しいと思っていたガラスペンを手に入れた。安曇野アートヒルズミュージアムでうろうろしてたら、素敵なのを見つけて迷わず買ってしまった。透けるような青色と、細かいきらきら。夜空みたいできれいだ。
 小さい頃から文房具、というか筆記具に対する憧れみたいなものが強くあって、古い映画に出てくる羽ペンとか、万年筆とか、筆とか、大好きだった。特に万年筆は、大人になったら絶対に使うんだと思ってた。さりげない/あからさまな?アピールの甲斐あってか、母も私の20歳の誕生日に、名入りの万年筆を贈ってくれた。ウォーターマンの青色の万年筆。大事に使っている。

 自分の手で文章を書くのが好きだ。日記は三日坊主になりがちだけど、読書記録はなんだかんだで2年以上つけている。鉛筆やボールペンでがりがりごりごり書くのも良いけど (私は基本「怒ってるみたいにみえる」といわれるくらいむちゃくちゃ筆圧が強い) 、やっぱり万年筆で書いているときがいちばんアガる。軽い力でさらさらーっと書けるのが気持ちいい。流れるような文章が書ける錯覚を起こしてしまうくらい。
 ガラスペン、完全に慣れるまでの時間はかかりそうだけど、書き心地は万年筆になんとなく似てる感じがして意外と使いやすかった。これからどんどん使っていきたい。

 ただひとつ問題があって、それは私の書く字がちょっと子どもっぽくて、万年筆やガラスペンといった、素敵なオトナの筆記具に見合わないということだ!

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 雑だとか汚いとかいう話ではなく、字のタイプの問題なので、なかなかどうしようもないというか…達筆じゃなくてもいい、綺麗でオトナっぽい字を書きたい。このまるい字も嫌いじゃないけど、やっぱり美しい字に対する憧れは捨てきれない。
 ユーキャンのペン字講座でもとるか?

(NO)RAISIN SANDWICH

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 『生まれた時からアルデンテ』の著者・平野紗季子の大ファンなんですが。その平野さんがプロデュースした (NO)RAISIN SANDWICH のバターサンドクッキー、買えた…買えたよ…。
 レーズン嫌いだという平野さんが、あの「香ばしいサブレにバタークリームが挟まった魅惑的なサンド菓子」を食べたい、でもレーズンが挟まっている限りは食べられない…という葛藤の末に生み出した、それがノー・レーズン・サンドイッチ。レーズン以外のフルーツサンド。

 レーズンが食べられなければ他のフルーツを挟めばいいじゃない!

 わたしはレーズンも大好きだけど!

 ちなみに今まで2種類出ていて、第1弾は「VERY BERRY CHERRY」。ベリーづくしの一品で、夢に出てきそうなくらい食べたかったけど、なんせ完全予約販売+1日限定販売。そして東京は遠い。まあ、これを買うために東京行って、ついでに遊んで帰ってくるというのもありだったけど、悲しいことに7月わたしはむちゃくちゃ忙しかった。

 ということで諦めた。

 そして今回、待ちに待った第2弾、それがこの「SUMMER LEMON CREAM」!!

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 箱がレモンぽくて夏ぽくてかわいい。
 たまたま用事があって東京に行くことになっていたので、お知らせが来た瞬間、今回はなんとしてでも買うことを決意した。帰りの新幹線ギリギリだったけど、行ってよかった。なんと平野さん本人が受け渡ししてて、これがあのエッセイを書いた人…!と、どきどきしながら受け取った。『生まれた時からアルデンテ』もインスタも大好きですファンですとかは言えなかった。

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 箱を開けてみると、レーズンサンド×3とレモンクリームサンド×3がお行儀よくおさまってる。今気づいたけどわたしの写真、説明書きと逆。ほんとは右がYES RAISINで左がNO RAISINなのに…逆じゃん…あーあ。

 わたしの間抜けさはさておき、イエスレーズンもノーレーズンも、それはそれは素敵だった。スパイシーなサクサクのサブレと、軽やかなクリームと、お酒の効いたレーズンor甘酸っぱいレモン。とりあえず1つずつ食べたんだけど、うっかりしていたら6つとも食べてしまいそう。特にレモンの方は、甘酸っぱさの中に苦みがあって、それがクリームと合わさって、クセになる!
 レーズン好きだけど、レーズンサンドってずしんと重たいイメージがあって、特に夏にはいらないお菓子だと思ってた。けどこれは軽やか、しかも食べごたえはある。満足感高い、なのに次の1個に手を伸ばしたくなる。そんな不思議な感じ。

 6つぜんぶ、ひとりで一気に平らげたい。

 次は何を挟むんだろな?

桃パフェ

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 ジューシィな桃と、ほろ苦い塩キャラメルのジェラート。塩キャラメルの風味のおかげで、桃の繊細で上品な甘みが遠のくことなく、むしろぐっと近づいて、くっきりとしてくる。バニラ×桃とか、ヨーグルトアイス×桃とかも王道でいいけど、それ以上に、桃のおいしさを自然と引き立たせる組み合わせなのではないか…?上のフレッシュな桃と、下の桃のコンポートとでは、ジェラートと一緒に食べたとき、食感も甘みも香りも全くちがうものになって、それも感動もの。

 夏空のパフェは、主役のフルーツに組み合わせるジェラートやソースが、ちょっぴり意外なものだったりする。でも実際に食べてみるとものすごく自然に調和していて、もうこれ以上にぴったりくる組み合わせなんてないんじゃないかって。

 パフェの魅力。組み合わせの妙。
 行くたび行くたび、もっと好きになっちゃう。