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三度の飯と本が好き

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あったかい気持ちをありがとう

大好きな漫画の最終巻を読み終わってしまった。 甘々と稲妻(12) (アフタヌーンコミックス) 作者: 雨隠ギド 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2019/02/07 メディア: Kindle版 この商品を含むブログを見る 『甘々と稲妻』。妻を亡くした高校教師・犬塚公平…

いつでもしんどいとき助けてくれるのは本

五月病かもしれないしそうじゃないかもしれない。いろいろタイミングが悪い。 自分ってほんとだめだなあと思ったり、もうこれは立ち直れないなあと思ったときには、人によって対処法はいろいろだと思うけれど、私はただただひたすら本を読む。 ご存知の通り…

結局は食べ旅したいだけ

旅行好きな友だちが台湾はいいぞ~台湾はいいぞ~と繰り返すものだから、私もついつい行きたくなってしまっている。人生で一回も行った事がない。 最愛台湾ごはん 春菜的台湾好吃案内 作者: 池澤春菜 出版社/メーカー: KADOKAWA 発売日: 2017/08/05 メディア…

ゆらゆら夢見心地

昨日、1時になるまで一睡もできなかったのでずっと本を読んでいた。積んであったものをいろいろと読んだけど、特に印象的だったのが室生犀星「蜜のあわれ」。二階堂ふみと大杉漣主演の映画版が気になっていたので、とりあえずは原作から手に取った。 物語は…

生き方は自由だ

題名から、いわゆる食エッセイかと思い込んで読みはじめた。けど、そうではなかった。『パリでメシを食う。』の中には、パリで日々「メシを食う」――つまり、パリで生活する日本人が10人登場する。自身もパリで「メシを食った」経験のある著者が、職業も年齢…

止まらない食への好奇心 inドイツ

ずっとずっと前から、「ドイツに行ったら絶対に食べたい!」と思っていたものがあった。原宏一『ヴルスト!ヴルスト!ヴルスト!』の中に登場する食べもの…メットヴルスト (Mettwurst)である。 ヴルスト! ヴルスト! ヴルスト! 作者: 原宏一 出版社/メーカー:…

2018年もたくさん読んで食べるぞ

あけましておめでとうございます。去年このブログに足を運んでくださった方、スターを送ってくださった方、読者になってくださった方…どなたもありがとうございます。色々な方にたいへんお世話になりました。今年もどうぞよろしくお願いします。 さて、新年…

年末なので、「2017年の5冊」を選ぶ

ちょっとまだ信じられないのだけど、あと2日で2017年が終わってしまう!早い…あっという間の1年だった。そんな中でも本はいろいろと読んだ。面白かった本、読んでよかった本はもちろんたくさんあるので、その中から特に心に残ったものを、コンパクトに5冊に…

本と芸術について考えたこと

「本は、誰のために、どう在るべきなのか?」 “本”という部分は、“音楽”に変えてもいいし、“絵画”に変えてもいい。“映画”でも“伝統芸能”でもいい。この問いは、あらゆる芸術にかかわる人にとっての永遠の課題だ。『本を守ろうとする猫の話』で描かれているの…

バターチキンカレー!

今日は朝からせっせと料理。おかざき真里『かしましめし』の中で出てきたバターチキンカレーを作った! 私は半量にしたけど、レシピ (6人分) はこんな感じ。 [材料]・鶏手羽元 500g・無糖ヨーグルト 1パック・カットトマト 1缶・にんにく 適量・生クリーム 1…

最高の猫本

自他ともに認める猫派である。 もうとにかく猫という存在がほんとうに好きで、愛しくてならなくて、姿かたちといい、鳴き声といい、触り心地といい、仕草といい、もうなにもかもが大大大好き。猫そのものにはもちろん、猫をモチーフにしたものにもすぐに反応…

泊まれる本屋に行ってきた

先日、友人に会う約束があって東京に行ってきた。それでたまたま、約束の日の前日も一日中空いていたので、せっかくだからということで…ずっと気になっていた、 BOOK AND BED TOKYO に泊まってみることにした。 bookandbedtokyo.com 各メディアで何度か取り…

今さらながら、2017年前半で読んでよかった本まとめ

気づいたら8月もほとんど終わり。ということで、今さらだけど2017年前半に読んだ本で特に好きなものをまとめる。ランキングというわけではないので読んだ順。ちなみに今回は、ほとんどが小説だった。ネタバレは無しですが、話の展開には多少触れるので気にな…

体も心もデトックス?

昨日の昼くらいから断食をしていた。ここ最近いろいろと食べすぎてなんとなく体が重くなったような気がしたので。といっても1日程度しかやらないつもりだし完全に自己流だから、目に見える効果があるとは思えないけど、まあそれは気分の問題だ。気分は大事。…

贖罪者を赦すのは誰だ

電車に乗る日はいつでも、カバンの中に本が入っている。でもたまに、カバンを替えた時などにうっかり入れ忘れたり、もう読み終わったのに新しい本に替えるのを忘れていたり、持ってきた本を読む気分じゃなかったりすることがあって、そんな時には電子書籍に…

惜しみなく愛を注ぎ込む人たち

熱しやすく冷めやすい性格だ。 一度何かを好きになってしまったが最後、しばらくは寝ても覚めてもそのことしか考えられなくなる。たとえば映画だったら、本編だけでなく原作や出演者のプロフィールや関連作品やロケ地について調べつくし、それだけでは飽き足…