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三度の飯と本が好き

初・肉骨茶

 せっかく2日間東京に行くことになったので、ブックホテルに行くだけじゃなく、Takiさん のブログで見て以来ずっと気になっていたものも食べに行くことにした。気になっていたものとは何か?…肉骨茶 (バクテー) である。

walking-gourmet.hateblo.jp

 私もこの記事を読むまでは知らなかったのだけど、肉骨茶というのはマレーシア・シンガポールの鍋料理らしい。どんな料理かというと、ざっくり言ってしまえば、ぶつ切りにした豚あばら肉 (スペアリブ) をさまざまなスパイスと中国醤油で煮込んだもの…のようだ*1。うーん説明だけでおいしそう。写真を見ると更においしそう。
 この料理を知ったときにはすでに東京に行くと決定していたから、いくつかごはんの候補があったのだけど、それをすべて無視して肉骨茶を食べることに。だってあまりにもおいしそうで気になって気になって…。

 というわけで、新加坡肉骨茶へ行ってきた。東京メトロの7番出口から出て右へ向かってすぐなので、方向感覚に自信のない私でも迷うことなくたどりつくことができる。
 お店は、スタイリッシュでカッコイイ、オシャレなところ。通りすがりの人でも、なんのお店だろう?と気になって近づいてしまうかもしれない。

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 お店に入って席に案内されると、机にはなんだか可愛らしいイラスト付きの「肉骨茶の食べ方」が。料理が届くまでの間、隅々まで眺めてしまった。持って帰りたくなっちゃうね。
 はじめての肉骨茶なので、とりあえず肉骨茶満喫セット (税込1380円) を頼んだ。骨付き or 骨無しの肉骨茶がメインで、それに4つの小鉢――ライス、油条 (揚げパンらしい) 、ミースア (麺) 、 春菊の中から3つを付け合わせとして選べるセットである。私はライスとミースアと春菊を選択。ちなみに左端にあるのはサイドメニューの辛味噌ホルモン。ほんとはタイガービールも飲みたかったけど、絶対寝るしそれは困ると思って我慢した。しかし、よくこのメニューで我慢できたな。

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 肉骨茶は、骨付きが王道なのかなとも思ったけど、私は骨付き肉を食べるのが異常に下手なので骨無しで。
 どんな味なのかなあとワクワクしながら一口食べてみて、旨味がぎゅっと詰まったスープと食べごたえのあるお肉に思わず頬がゆるむ。胡椒が効いていてすごく私好みの味。ごはんは硬めに炊かれていてスープに浸して食べるのにちょうどいいし、麺も細め・硬めでこれまたスープにあう!辛味噌ホルモンもピリッと辛くて、とてもおいしかった。うう、ビールが飲みたい。
 そんな感じで初・肉骨茶は終了、もちろん味も素晴らしかったのだけど、何よりお店の雰囲気が良くて、店員さんがものすごく優しい方だった。
 肉骨茶に入っている漢方の何やらのおかげなのか、食べた後もしばらくお腹がぽかぽか。居心地の良い雰囲気に心もぽかぽか。しあわせな夜だった。機会があったら何度でも足を運びたいお店だなあと思う。次は骨付きを食べてみるかな。食べるの下手だけどね。
 ごちそうさまでした!

*1:wikipedia参照