ルーは使わずに!簡単おいしいシチューのつくり方
寒くなってきたので煮込み料理がおいしい。鍋からほかほかと湯気が立つようすを見るだけでしあわせになってしまう。カレー、おでん、ポトフ、ボルシチ、ミネストローネ、クラムチャウダー…そしてシチュー!
私は料理をするとき、色々なレシピを試したいので、自分の決まった作り方、というのをほとんど持っていない。レシピ本やスマホ片手にあれこれやってみたい派。
でも、シチューだけは別だ。いつでも必ず、母から教えてもらったレシピで作っている。たぶん、昔から母の作るシチューが大好物で、それ以外の味を家で食べることは考えられないから。ちなみに、このレシピではルーを使わないけど、すごく簡単においしいシチューができる。
[材料]
玉ねぎ 1個
鶏肉 200g
にんじん 1/2本
好きな野菜 (しめじ、白菜、ブロッコリーなど)
水 適量
コーンクリーム缶 1缶
コンソメ キューブ2個
牛乳 適量
※ブールマニエ (等量のバターと小麦粉を練ったもの)[作り方]
1. 鶏肉と玉ねぎ、固い野菜を炒める
2. 野菜が浸るくらいの量の水を入れ、コンソメを加えて5分ほど煮る
3. まだ炒めていない野菜を加え、更に5分ほど煮る
4. 野菜がくたっとなってきたらコーンクリーム缶を入れる
5. 好みの濃さになるまで牛乳を入れる
6. 塩こしょうで味をととのえる
7. とろりとさせたいならブールマニエをつくり*1、適量加える
アバウトなレシピですみません。なにしろ私、大の数字嫌いで、分量をあんまり考えたくないので… (だから、お菓子づくりはそんなにしない) 。味見をしながら微調整していくのが好きなんだ。そのせいでたまに失敗するけど。
やっぱり、ポイントはコーンクリーム缶を使うこと。コーンの甘みのおかげで、簡単においしいシチューが作れる。
材料については、鶏肉じゃなくてぶあつーく切ったベーコンとか、あとはウインナーとか使ってもおいしいと思う。野菜はブロッコリーを足すと見栄えがよくなる。つぶつぶコーンを追加すると「THE・コーンクリームシチュー」って感じになって、それもまたおいしい。今回私は冷蔵庫に残っていたしめじを入れた。きのこだったらマッシュルームもいいなあ。
どの料理もそうかもしれないけど、特に煮込み料理って、「おうちの味」みたいなのが強く出ると思う。なんでだろう、けっこういい加減に目分量で作るからかな。今も食べながら家族が懐かしくなってきた。
*1:バターを電子レンジでやわらかくし、小麦粉と混ぜてよく練るだけ