よむねるたべる

三度の飯と本が好き

昼ごはんとデザートとカルチャーショック

 昨日のお昼ごはん。たまたま見かけて気になってたベーカリー・Rieglerのサンドイッチを食べた。ハニーチキンサンドということで、中身はハニーマスタード、フライドチキン的なもの、トマトと野菜が少々。このサンドイッチに使われてるパン、好き。しっかりめの生地だけど、外がさくっとしていてちょっとパイっぽいの。それでいてバター感が強くないから、もりもり食べるのにちょうどよさそうな感じ。名前はわからないけど。誰か知ってたら教えてほしい。
 ちなみに左のサラダは近所のスーパーで買ったもの。

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 そしてデザート。Schwarzwälder Kirschtorte (シュヴァルツヴェルダー・キルシュトルテ) という、ドイツで広く愛されているケーキ。直訳すると「黒い森のキルシュケーキ」。キルシュというのはさくらんぼから作られるブランデーのことで、だからこのケーキにはたっぷり洋酒が効いている。「黒い森」は、ケーキのトッピングに使われるチョコレートからの連想らしい。
 一切れがでかいのでびびっていたんだけど、甘さが控えめで生地も軽いので、意外にぺろりと。チョコのパリパリ感もいい感じ。

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 ところで…テイクアウト用のケーキの包装にはかなりびっくりした。ドイツで「zum mitnehmen (持ち帰りで)」とケーキを頼むと、こんな感じで渡される。

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 チラッ。
 おわかりだろうか。紙のお皿にフィルムで包んだケーキを乗せ、それをそのまま紙袋にイン。それをそのまま手で持って帰る。ダイナミック!日本の「箱入り+保冷剤付きケーキ」に慣れている身としては面食らう絵面。
 でも別に、注意深く持って帰ればぐちゃぐちゃになることもないし、家に帰ってすぐ食べるときにけっこう便利だし、ごみも少ないし、とか考えると、日本のやり方ってちょっと過保護すぎるのかもしれないなあ…なんて風にも感じる。
 でも夏はどうするんだろう。クリーム溶けちゃわないのかな?あとは一切れじゃなくて複数買ったときとか、ワンホール買ったときとか。