おいしいものとかわいいもの
ミュンヘンのホフブロイ・ハウスで、夢にまで出てくるくらい食べたかったものを食べてきた。
バイエルン州名物・ヴァイスヴルスト。冷めないように、ゆで汁と一緒に大きなボウルに入れて出される。なんかかわいいフォルムに見えるけど、かなりでかい。
もえだん (ではないただの断面) 。
こんな風に二つに切って、皮からはがして食べる。どことなくはんぺんを思わせるふわふわ食感と、ハーブの香りが良い。やさしい味!マスタードが甘いってどうなの?という若干の疑いは、一瞬で消えうせた。このためだけにミュンヘンに来た甲斐がある。
「ソーセージは教会の正午の鐘を聞くことを許されない」
らしいけど、私が食べたのは15時だった。まあ大目に見てほしい。
こちら、むっちゃでかいプレッツェル。人間の顔より余裕ででかい。
ほんとにヴァイスヴルストのためだけに来たので、これは申し訳程度に撮ったミュンヘン新市庁舎。ドイツをよく知らない友だちに写真を贈ったら、「すごい綺麗!有名なお城なの?」と言われた。
たしかに城っぽさを感じさせる、威厳のある壮麗な姿。
これはマリエン広場近くで売ってたイースターエッグ。おめかししていてどれもかわいい。買いたかったけど、確実に割りそうなのであきらめた。
ミュンヘンにいたのは14時30分~16時40分の約2時間。せっかくの晴れた土曜、午前中はなにしてたのかというと、シュタイフ・ミュージアムに行っていたのだった。
ギーンゲンという最寄り駅からミュージアムまでは、熊の足跡が案内してくれる。わかりやすいしかわいい (ところどころ薄くなっているところもあって笑えた) 。
展示 (日本語音声ガイドあり!) は、ゆっくり見て1時間半程度。それだけの時間で、半年分くらいのベアを眺めたような気がする。眼福。
ただ見て回るだけじゃなく、色々とアトラクションっぽい工夫があって、子どもにも楽しいミュージアムだと思う。
敷地内はアウトレットショップがあって、正規の値段より安くシュタイフベアが買える。散財注意。
展示の途中でむっちゃイケてるベア見つけた。