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三度の飯と本が好き

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 食べても食べても満たされないことがある。それならと思って本を読んでも、どれだけ貪っても足りないことがある。こういうときって何が欠けてるんだろうと考えてみると、外に出歩く余裕がなかったり何かに生で触れることが減っていたり人と話してなかったり。
 わたしは読むことと食べることが何より好きで、「三度の飯と本がすき」なんて言ってるしそれさえあれば生きられるとすら思っているけど、それだけでは埋まらない何かもあるんだとたまに思い知る。
 などと、やらなきゃいけないことに追われまくって、がんばったけどなかなかうまくいかなくて、疲れきったぐたぐたの頭で考える。今日は1日食事と読書に没頭できた (というか無理やりそのための日にした) けど、日が落ちきったこの時間になってもまだまだ何かが足りない、もっともっと欲しい、と身体と脳が欲している。まあ単純に最近おいしいものも本も全然食べてないし読めてないしという状況だったので、そのせいだというのもあるのかもしれないけど、やっぱりリアルな「生きてる」というか、自分とは切り離された、自分の世界の外にあるものに触れないとなんか枯渇していくんだなと思いました。もちろん本だってリアルだし「生きてる」し自分の外にあるもの、だけどそれとは別物の生命力が必要なときもあるんだと思う…。

 自分でもなに書いてるかわからなくなってきたので、読んでる人にはよけい意味不明のはず!
 とりあえず忙しさに区切りがついたらバレエとか演劇とかミュージカルとか、とにかく舞台観にいきたい。生きてる人間の動きを表情を、生でみないと心が腐る。

 写真はサラベスのサンドイッチ。ベーコンの肉肉しさ (ぶ厚かった!) と付け合わせのポテトのサクホク感が最高だった。

in New York City

 ふと気づいたら、前の投稿から1か月が経っている。さぼってましたすみません。さぼってたというより、最近けっこうバタバタしててあんまりネタもなくて、おいしいものも食べてたけどブログページ開く気力がなくて、あれ結局さぼってるなすみません。

 久々なので (というわけではないけど) でかいネタをどかんと。アメリカ旅行について!
 アメリカに単身赴任してる叔父が誘ってくれて、ほぼ人生初の渡米をしました。小学校くらいのときに一度家族で行ったけど、行き先がディズニーワールドだったので、ちゃんとしたアメリカ観光をするのははじめて。叔母と従弟と弟も一緒です。
 おまけに、本場でブロードウェイミュージカルが観たい!と猛アピールしたところ、ニューヨークにも連れていってもらえることに。やったぜ。叔父さんありがとう!

 ニューヨークってほんとでかいし人も多いなと実感したり、やっぱりブロードウェイミュージカルは最高だったり、自由の女神を生でみれたり、夜景がきれいだったり、生まれてはじめてリスをみたり、いろいろあったんだけど、やっぱりとりあえずは、ニューヨークで食べたものについて書きましょう。

 ハンバーガー (FIVE GUYS) を食べたり

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 ハンバーガー (SHAKE SHACK) を食べたり

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(こちら、ゲロ甘だけどなんだかクセになるシェイク)

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 FIVE GUYSSHAKE SHACKもチェーン店で、アメリカにいる間いろんなところで見かけた。だからといって味が普通というわけではなく、どちらも肉厚でジューシーなパテが!たまらない!
 SHAKE SHACKは日本にもあるみたいなのでぜひ一度。

 あと、ニューヨークの有名なステーキハウス・Peter Lugerで肉をがつがつ食したりもした

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  このステーキが、もうほんとに肉肉してて、野性味あふれるうまさ。噛みしめるたび、旨味が溢れ出てくる!噛みごたえも食べごたえもバツグン。肉を食ってる!いや咀嚼してる!という感じ。肉好きのあなた、必食ですよ。
 予約をとるのに何十回も電話をかけてくれたみたいで、ほんとに叔父には感謝しかない。
 ここでもハンバーガー食べたよ

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 ハンバーガーハンバーガーステーキハンバーガーで肉ばっかりみたいだけど、Grand Central Oyster Barでシーフードも食べました。生牡蠣とか

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 ロブスターロールとか

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 クラムチャウダーとか!

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 生牡蠣おいしかった。ケチャップ出てきてびっくりしたけど。
 ロブスターロールは、外のパンがほんのり甘いのがしっくりこなかった…。ロブスターおいしいんだけどね、ロールしなくてもいいかもしれない。ロブスターそのまま食っとけという話。
 わたしほんとうにクラムチャウダーが大好きなんだけど、このクラムチャウダーは濃厚さといい、貝の豊かな風味といい、重めの舌触りといい、すべてが最高だった。バケツ一杯飲みたいくらい。ほんとに。

 朝食に、Sarabeth'sでエッグベネディクトを食べたりパンケーキを食べたり。日本でも食べれるのはわかっているけど、やっぱりニューヨークで行っておきたかった。洒落てたよ。

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 叔父も叔母も従弟も弟も全員食いしん坊なので、食の面で充実したニューヨーク旅行だった…。もちろん食以外のことも、すごくすごく楽しかった。旅行中に誕生日を迎えたのだけど、ほんとうに素敵な時間を過ごさせてもらいました。ニューヨークで過ごすこんなしあわせな誕生日、二度とないにちがいない。

 帰国後おそるおそる体重計に乗ったら、思ったより増えてなかったので安心!たくさん歩いたからかなー!それとも体重計が壊れてるのかなー!

(NO)RAISIN SANDWICH

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 『生まれた時からアルデンテ』の著者・平野紗季子の大ファンなんですが。その平野さんがプロデュースした (NO)RAISIN SANDWICH のバターサンドクッキー、買えた…買えたよ…。
 レーズン嫌いだという平野さんが、あの「香ばしいサブレにバタークリームが挟まった魅惑的なサンド菓子」を食べたい、でもレーズンが挟まっている限りは食べられない…という葛藤の末に生み出した、それがノー・レーズン・サンドイッチ。レーズン以外のフルーツサンド。

 レーズンが食べられなければ他のフルーツを挟めばいいじゃない!

 わたしはレーズンも大好きだけど!

 ちなみに今まで2種類出ていて、第1弾は「VERY BERRY CHERRY」。ベリーづくしの一品で、夢に出てきそうなくらい食べたかったけど、なんせ完全予約販売+1日限定販売。そして東京は遠い。まあ、これを買うために東京行って、ついでに遊んで帰ってくるというのもありだったけど、悲しいことに7月わたしはむちゃくちゃ忙しかった。

 ということで諦めた。

 そして今回、待ちに待った第2弾、それがこの「SUMMER LEMON CREAM」!!

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 箱がレモンぽくて夏ぽくてかわいい。
 たまたま用事があって東京に行くことになっていたので、お知らせが来た瞬間、今回はなんとしてでも買うことを決意した。帰りの新幹線ギリギリだったけど、行ってよかった。なんと平野さん本人が受け渡ししてて、これがあのエッセイを書いた人…!と、どきどきしながら受け取った。『生まれた時からアルデンテ』もインスタも大好きですファンですとかは言えなかった。

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 箱を開けてみると、レーズンサンド×3とレモンクリームサンド×3がお行儀よくおさまってる。今気づいたけどわたしの写真、説明書きと逆。ほんとは右がYES RAISINで左がNO RAISINなのに…逆じゃん…あーあ。

 わたしの間抜けさはさておき、イエスレーズンもノーレーズンも、それはそれは素敵だった。スパイシーなサクサクのサブレと、軽やかなクリームと、お酒の効いたレーズンor甘酸っぱいレモン。とりあえず1つずつ食べたんだけど、うっかりしていたら6つとも食べてしまいそう。特にレモンの方は、甘酸っぱさの中に苦みがあって、それがクリームと合わさって、クセになる!
 レーズン好きだけど、レーズンサンドってずしんと重たいイメージがあって、特に夏にはいらないお菓子だと思ってた。けどこれは軽やか、しかも食べごたえはある。満足感高い、なのに次の1個に手を伸ばしたくなる。そんな不思議な感じ。

 6つぜんぶ、ひとりで一気に平らげたい。

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