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三度の飯と本が好き

彦根城城下町と黒壁スクエアでうろうろ

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 突然ですが琵琶湖です。5月末に滋賀県をぶらぶらしてきて、おいしいものをいろいろ食べた、という話を今さら書く。写真の通り、この日は天気も良くて、良すぎるくらいで、これ以上ないほどのお出かけ日和。

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 まず行ってきたのが、琵琶湖のほとりにあるJ'oublie le temps (ジュブリルタン)。滋賀県といわれたらすぐに思い浮かぶ、みんな大好きバームクーヘンの名店・クラブハリエ系列のパン専門店である。一度ここのパンを食べてみたかったので、2階のカフェにはいかずに1階のパン屋でパンを買ってみる。

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 クリームパンと、カレー風味でウインナーの入ったハード系惣菜パン。クリームパンは、定番のブリオッシュ生地にメロンパンっぽいクッキー生地がプラスされていて、なかなか珍しいタイプなのでは?いつも甘いパンを買うとき、クリームパンかメロンパンで悩む私には嬉しいー。中のクリームも、甘すぎず重すぎずのちょうどよさ。軽めのクリームパンだった。
 惣菜パンのほうは、パン生地にみっしりとした密度があって、スパイシーで、ウインナーもいいアクセントになっていて…ワインに合いそう!

 滋賀といえばやっぱり近江牛も食べときたかった。

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 近江牛寿司とコロッケは彦根城城下町でいただいたもの。牛串は黒壁スクエア。お寿司ではやさしくとろける甘さだったり、お上品な脂身だったりを感じたのに、牛串では脂がしたたる!肉!というワイルドな印象だった。どっちも好き…。
 もちろん千成亭の牛コロッケも安定の味だったけど、別の小さな精肉店で買ったコロッケが、これがもう、じゃがいもと近江肉の甘みだけで勝負してる!って感じで。写真は撮りわすれたけど、すっごく心に残ってる。

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で、またクラブハリエ。彦根城近くにある彦根美濠の舎という店舗で、ほうじ茶ソフトクリーム。ちょっとなめただけで、ほうじ茶の香りが鼻をふんわりと通り抜けていった。意外ともちっとした重めの食感も好き。

 それと、ずっと行ってみたかった、黒壁スクエアにあるカフェ 叶匠寿庵!叶匠寿庵はいわずと知れた和菓子の名店だけど、この店舗には、ここでしか食べられない創作スイーツがあるの…。種類は3つ、ショートケーキとモンブランとレアチーズのクレープ包み。

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 私が選んだのはショートケーキ…その名も「近江のまつりばやし」。ショートケーキを食べるときの特別感、ウキウキ感がぎゅっと閉じ込められたみたいな、かつ和っぽい、かわいい名前。まつりばやしが漢字じゃないところがいいよね。
 生クリームに練乳が使われていて、濃厚なのにやさしい甘さがクセになる。スポンジもふわっふわ、クリームと一緒に口に入れると一瞬で消える。しゅわって。頼りなげに。あれっ今口に入れたよね?ってなるレベル。たっぷり入ったいちごが一番存在感あって、その甘酸っぱさが余計に引き立つ!
 私は本来、 (ごはんでもお菓子でも) 食べごたえのあるもののほうが好きで、ふわっとかしゅわっとかは「好きではあるけど物足りない!」というタイプなのに、このショートケーキにはやられた。というか、しっかりした食感だったら重すぎだったかも。練乳って意外とくどくなりがちだもんね…。

 養老サービスエリアの黒豚まんがおいしかった報告もしておく。肉の甘みとジューシーさの暴力。日本最高峰あんまん (で紹介されたあんまん) も、食べればよかった。

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